圭介さんの妹って意外と女の子らしいんだ。
圭介さんからは空手がすげぇ強いって聞いてたから意外かも。
「じゃあ、エプロンで決定?」
「そうですね。エプロンかスリッパで悩んだけど、エプロンにします」
「んじゃ、行くか?」
俺らは手を繋いでショッピングモール内を歩き回った。
かなりの店舗数があって目が回りそう。
ゆのは俺に目もくれず、エプロン探しに血眼。
まぁ、お目当てがプレゼントなんだから仕方ないか。
何件も…何件も……。
ゆのが気に入るエプロンが無く…。
6軒目にして―――――。
「あっ!!アレ可愛い!!」
ゆのは俺の手を引っ張り小走りに…
「ちょっと見て来ますね?」
ゆのは店内に消えて行った。
レースや刺繍がアクセントの雑貨屋さん。
ディスプレイのマネキン脇にエプロンやルームウェアが陳列されている。
俺は入口付近で待つことに…。



