「嬉しいです。やきもち妬いてくれて…私なんて、香心流のお弟子さん達に毎日妬いてるんですから/////」
「はぁ?お弟子さんって、おばちゃんばっかだぞ?」
「歳の問題じゃないんです。お弟子さん達は、毎日茶室で一緒じゃないですか…」
「そりゃ、稽古だし。それのどこがやきもちなんだ?」
「もう//////だから…お茶室っていう密室で、手取り足取りずっと近くにいられて…羨ましいんです!もう、恥ずかしいから言わせないで下さい//////」
あ―――可愛すぎる。
両手で顔を隠して……
耳まで真っ赤。
まぁ、ゆのが言うことは一理あるが…。
確かに稽古は密室でずっと一緒だが、手取り足取りは大袈裟だ。
中には手の動きが悪ければ、手を添えることもあるが…。
基本、言葉と見本を示すだけ。
本人に感性で覚えて貰っている。
ゆのが考えているほど、密着した稽古ではない。
あっ!?
もしかして、この前俺がお茶点てを教えた時の事と弟子に教えているのを一緒にしてるのか?
そうだ……そうに違いない!
けど、あれは…ゆのは特別だし…。
無意味にベタベタくっつきたかったからで…。
う~ん、誤解を解くのは面倒だな。



