家元の花嫁【加筆修正中】



優しくて、親切で明るいって、女ならホレるだろ。


さっきは暗くて良く見えなかったが、長身で結構イケメンだった気がする。


「隼斗さん……」


「ん?」


「もしかして、妬いてるんですか?」


「ッ!!/////っんなワケねぇだろ!」


俺は完全に墓穴を掘ってる。


今、顔が真っ赤だと思うし……。


ゆのに、バレバレの嫉妬。


はぁ、マジかっこ悪い。


けど、仕方ねぇだろ。


ゆのを誰にも渡したくねぇんだから。


出来ることなら、どんな手を使っても渡したくない。


けど、ゆのが俺より別の男を選ぶなら、仕方ない。


俺にそれだけの魅力が無かったってことだろ。




ゆのは急に明るくなり……


今朝とはまるで別人の顔。




そして、食事をしながら…


ここ1カ月の話を沢山した。