家元の花嫁【加筆修正中】



そう……。


あれは3年前の秋の茶会の席で。


俺は椿と知り合った。


あの時の俺は女遊びのピークで、毎日のように女を侍らせていた。


その女の1人が…この女、椿。


けど、たった1度だ。


椿には悪いが、ほとんど覚えていない。


けど、抱いたのは事実。


これは紛れもない…現実。


はぁ…。


やっと、ゆのとそれらしい良い雰囲気になって来た所なのに…。


けど、まぁ…自業自得か…。


過去は変えられないが…ホント、最低だ。


「話したきゃ、話せよ!たとえゆのが俺のこと嫌いになっても、必ずまた惚れさせるから」


「フンッ。偉そうに!!」


「あのぅ…。口を挟んでも、宜しいですか?」


突然、ゆのが話し始めた。