夜くんは会えなくなってしまった今も、絶対にどこか、私が知る事の出来ない場所で、彼の命を守っているはずだった。
夜くんが、あの夜の罪の意識に苛まれて、自らの命を絶ったのではないかと、考えた日も何日もあった。
不安になって、怖くなって、けれどそんなはずは無いと思えたのは、あの夏の夜、夜くんは私の命を奪ってしまうよりも、私の命を続けさせようと、選択してくれたからだ。
そうしたのはきっと、私一人じゃなく、私と夜くんとの未来を願ったからだ。
そう信じていれば、この世界のどこかに夜くんが生きていると、感じる事が出来た。
全然近くに居ないのに、今も傍で見守っていてくれる様な気がして、温かい気持ちになれた。
夜くんが、あの夜の罪の意識に苛まれて、自らの命を絶ったのではないかと、考えた日も何日もあった。
不安になって、怖くなって、けれどそんなはずは無いと思えたのは、あの夏の夜、夜くんは私の命を奪ってしまうよりも、私の命を続けさせようと、選択してくれたからだ。
そうしたのはきっと、私一人じゃなく、私と夜くんとの未来を願ったからだ。
そう信じていれば、この世界のどこかに夜くんが生きていると、感じる事が出来た。
全然近くに居ないのに、今も傍で見守っていてくれる様な気がして、温かい気持ちになれた。



