考えて考えて、唯一はっきりと分かった事は、私が望む未来はやっぱり、「始まりの為の終わり」では無くて、「今を夜くんと生きていく」という事。
無理矢理に終わらせる命の先に、私と夜くんの幸せなど存在しないだろう。
私がお婆ちゃんになって、夜くんがお爺ちゃんになった時に、いやでも「死」という物は自動でやって来る。
その時にこそ、夜くんの望んだ世界が、ようやく正しい形で始まるのだと思った。
夜くんの手で、或いは私の手で掴みとった「死の世界」では無く、今のこの世界を全うした先に、「この世界は素晴らしかった。次の世界でも、あなたに会いたい。」と思える世界が待っていて欲しい。
今だから分かったの。
繰り返し夜くんに出会いたい。
何度失敗しても、何度さよならを経験しても良い。
この世界に本当に「輪廻」が在るのなら、あなたともう一度出会えると信じていられるだろう。
だからもう、さよならも怖くないよ。
無理矢理に終わらせる命の先に、私と夜くんの幸せなど存在しないだろう。
私がお婆ちゃんになって、夜くんがお爺ちゃんになった時に、いやでも「死」という物は自動でやって来る。
その時にこそ、夜くんの望んだ世界が、ようやく正しい形で始まるのだと思った。
夜くんの手で、或いは私の手で掴みとった「死の世界」では無く、今のこの世界を全うした先に、「この世界は素晴らしかった。次の世界でも、あなたに会いたい。」と思える世界が待っていて欲しい。
今だから分かったの。
繰り返し夜くんに出会いたい。
何度失敗しても、何度さよならを経験しても良い。
この世界に本当に「輪廻」が在るのなら、あなたともう一度出会えると信じていられるだろう。
だからもう、さよならも怖くないよ。



