そんな事をさらりと言ってしまえるのは、夜くんは私が思うよりもずっと、女の子慣れしているのかもしれない。
それでも頭の片隅では自惚れたいという気持ちが強く残っていた。
不特定多数じゃなくて、私にだけ向けた夜くんの想い。
そう思っていたかったし、そう信じる程に、自分でも顔が赤くなり始めている事に気付く。
「夜くん、やっぱり暑いよ。なんか…うん。」
私の照れに気付いたのだろう。
薄暗くて見えにくくても、夜くんがにっこりと微笑んだ事は私にも分かった。
数時間前の事、やっぱり訂正します。
ここにあるのは愛なんだと…。
それでも頭の片隅では自惚れたいという気持ちが強く残っていた。
不特定多数じゃなくて、私にだけ向けた夜くんの想い。
そう思っていたかったし、そう信じる程に、自分でも顔が赤くなり始めている事に気付く。
「夜くん、やっぱり暑いよ。なんか…うん。」
私の照れに気付いたのだろう。
薄暗くて見えにくくても、夜くんがにっこりと微笑んだ事は私にも分かった。
数時間前の事、やっぱり訂正します。
ここにあるのは愛なんだと…。



