… ユタカさんが " ハルトはひとり "

そう言ったイミが
やっと分かった気がする





確かに皆と話してるし
ものスゴく頼られてるのも分かるし
ハズされてる所か、かなり中心



だけど皆が盛り上がり始めると
なんか雰囲気がすぐに
"ひとり"っぽくなるんだ






さっきだって ――――



私がウソじゃないですかーって言った後
またニヤッとか笑って 冗談 とか
そう返されるかと思ってたのに
ハルトさんは行ってしまい





今も
いつの間にか建物から出て
庭 薄曇りの 空の下



――… なんか、そうやって
少し離れたトコで皆を見ながら
ずっと生きて来たのかなとか



だから私のココロは
またギュ-ッと、痛くなる …







空を見上げていたハルトさんが
フッと 横を向いた