風斗くんに強く抱き締められる私。


「もう、逃がさない。」


私の耳元で甘く囁く風斗くん。





風斗くんはアイドルです。

風斗くんは私の弟です。


「苺香、これから覚悟しといてね。」


私の目の前で微笑む彼はとんでもない小悪魔です。


私だけの、小悪魔王子です。



END.