この日常が明日からは非日常になる。 そんなことを思うと、担任の顔を見ただけでも泣きそうになる。 そう思っているのは私だけではないようで、教室のあちこちで鼻をすする音が聞こえる。 「おいおい、泣くのはまだ早いぞ。式の後にまたここに戻ってきて、成績表渡すんだからな。その時別の意味で思う存分泣いてくれ。」 にかっと笑って話す担任の声も、僅かに震えている気がしないでもなくて。