そのまま、私は初めて義人と結ばれた。 そうなることを全く予想もせずに義人の家について行ったわけじゃない。 ただ、胸に飛び込んだ後、宝物に触るようにそっとそっと優しく包まれたから。 痛くて、苦しくて、自分ではどうしようもないくらいに締め付けられている胸が、じんじんと温かくなったから。 楽なほうに逃げただけなのかもしれない、でも、だからこそソレから逃げたくなかった。 これは、私への戒めと義人をきっちり体に刻み付けるための儀式。