【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜

「相川先輩!部長もお疲れ様です。
遅れてた荷物が今届いたみたいで運んで来ました」



なんだ…そうだったんだ…。


いつもと変わらない園田さんの様子に少しホッとすると、あたしの頭上から拓海さんの声が響く。



「あぁ、悪いな園田。それは俺が預かるわ」


「はいっ」



園田さんから荷物を受け取ると、「二人ともお疲れさん」と薄く微笑んだ拓海さんは倉庫に戻っていった。


パタン…と静かに閉まる扉を何とも言えない気持ちで見ていると、隣にいた園田さんがふいにあたしの方を向く。



「ついでだから、やっぱり私もお手伝いします」


「や、でも…」


「手伝わせてください!」