【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜

真っ赤になっているだろうあたしの頬に、拓海さんの大きな手がそっと触れて…

一段と色気のある瞳で見つめられる。


それだけでもあたしの身体がウズいてしまうというのに──



「ずっとこうされたかったんだろ?」


「──っ…!」


「俺だってそうだよ」



こんなことを囁かれて、優しく微笑まれたら

再び降ってくるキスも簡単に受け入れてしまう。



──あぁ…やっと拓海さんの“愛”を感じられた。


からっぽになりそうだった心が、満たされていく感覚。



拓海さんの言う通り、ずっとこうしたかった。


こうされたかったの。