【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜

…でも、確かにずぼらなあたしにとって花を育てることはかなりの難題。


あんなに綺麗な花束を貰っても、水あげるのを忘れて枯らしちゃうのが目に見えてる…。


やっぱり拓海さんの言う通りか…情けない…!!



ガックリとうなだれるあたしの横で、拓海さんはクックッと声を殺して笑っていた。




「はい、拓海サンどーぞ」



そこへ、三神さんがビールの入ったグラスを差し出してきた。


拓海さんは急に不愉快そうな表情に変わる。



「何でお前がいるんだよ…。聞いてねぇぞ?」


「楽しそうだったから無理やりついてきたんですよ、真理菜ちゃんに聞いて」



拓海さんの眉がぴくりと上がる。