「雅ちゃん、おめでとう」
「平岡さん!!」
大きなバースデーケーキの横で爽やかな笑顔を浮かべるのは、
あたし達のスイーツを商品化するにあたって協力してくれた、パティシエの平岡さん。
そして、彼の隣には…
「久しぶりね、相川さん」
カールした長い髪の毛を耳にかけながら、上品に微笑む綺麗なお姉様が。
「ゆ…結城さんまでっ!?」
あたしはこれでもかというくらい目を見開く。
結城さんは去年まで同じ会社に勤めていた5歳上の先輩で、一時は拓海さんを巡って一悶着起こした間柄でもある。
今となってはいい先輩なのだけれど。
「平岡さん!!」
大きなバースデーケーキの横で爽やかな笑顔を浮かべるのは、
あたし達のスイーツを商品化するにあたって協力してくれた、パティシエの平岡さん。
そして、彼の隣には…
「久しぶりね、相川さん」
カールした長い髪の毛を耳にかけながら、上品に微笑む綺麗なお姉様が。
「ゆ…結城さんまでっ!?」
あたしはこれでもかというくらい目を見開く。
結城さんは去年まで同じ会社に勤めていた5歳上の先輩で、一時は拓海さんを巡って一悶着起こした間柄でもある。
今となってはいい先輩なのだけれど。



