【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜

それではっと思い出した。


拓海さんと二人で倉庫で話してた時、外に園田さんがいたことを。



「もしかして…話、聞こえてた?」


「はい…ちょっとだけ…」



──ぎゃあぁ~~!!!


どこから聞いてたんだか知らないけど、恥ずかし過ぎる…!!


あたしは一気に熱くなった頬っぺたを手で覆って俯いた。



「ご、ごめんなさい!!決してわざとじゃ…!
…や、でも聞こえてきたから盗み聞きしちゃったのは確かなんですけど…」


「いいの…園田さんが悪いわけじゃないから…」



羞恥心に苛まれつつ、あの日の行動を反省した。