【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜

力が入らない足でなんとか立ち上がり、おぼつかない足取りで歩きだそうとすると。



「…拓海サン」



壁にもたれたままの三神さんが、パンパンと軽く服を払って乱れを直しながら呼び止める。



「相川ちゃんのこと、責めないであげてくださいね?」



その言葉にピクリと反応した様子の拓海さんは、三神さんを振り返らないまま足を止めた。


三神さんはその背中を見据えながら話を続ける。



「何で相川ちゃんがオレについて来たかはわかりますよね?」


「………」


「相川ちゃんはさ、前からあの女の子の気持ち知っててずっと悩んでたみたいだよ?拓海サンがとられちゃわないかって。
知らなかったでしょ?」