【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜

「…なーんにもしてませんよ。ほら、服だって乱れてないでしょ?」



顎であたしを指し示す三神さんは、また拓海さんに視線を戻す。



「ちょっと戯れてただけですよ。相川ちゃん可愛いから」


「…ふざけんな…!!」



拓海さんの固く握り締めた右手が振り上がったのを見て、あたしは咄嗟に叫んでいた。



「──やめて!拓海さんっ!!」


「──…!」



ピタリ……


三神さんの頬に当たる直前に、その拳は動きを止めた。



身震いするほどの、鋭く凍てついた瞳で三神さんを睨みつけたまま、

拓海さんは振り上げた右手を下ろして、掴んでいた胸倉を勢い良く振り払った。