【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜

────
───
──


「…相川ちゃん…!」



……ん……?

誰かに肩を揺さ振られている。

せっかく深い眠りに墜ちてたのに……



「あーいかーわちゃん!着いたよ!」


「…う…ん…」



もう…うるさいなぁ…。

あたしは不本意ながらも重い瞼を持ち上げる。



「早く起きないと襲っちゃうよ?」


「…………」



光と共に飛び込んできたその言葉で、あたしの脳は一気に覚醒した。


仰向けで横たわるあたしの顔を覗き込むのは、

女の子みたいに可愛いけれど、どこかイタズラっぽい笑顔を浮かべる彼。



「ひゃあぁ~~!!」