10分くらい、離さないで痛みをあげ続けると、流石に緑不良も放心状態。 周りの奴等も、もう私に何も言わないし、何かしようとする気力も無いみたい。 ………って、こんなに力見せつけちゃってどうするのよ自分。 もう、勘弁してやろうと、手を離してあげる。 「お前……仁さんが黙ってないからな……!」 つーか、仁って誰だよ。 もう、相手にするのも面倒臭くて、机に突っ伏して健やかに眠りに付いた。