「仁、ストップ!」 「あ゛ぁ゛?」 明らかに不機嫌な声。 だが、そんなこと気にしている余裕なんてもの無い。 「良い度胸だ。」 ……ッ 背筋が凍り付く。 しょうがない。 しょうがないよ。 だって、だって、私。 妊娠してるんですから! やっと気付いた私であった。