~♪~♪ 目覚ましのアラームが部屋中に鳴り響く。 一日の始まりを俺に知らせる。 「…やべ。」 一体、いつの間に寝ていたのだろうか。 俺は朝、特有の怠慢感でピクリとも体を動かさない。 もう一度、寝るか。 そうしてまた瞼を閉じる。 でも、浮かぶのは凛の笑顔。 凛、今頃どうしてんだろ。 等々眠気が無くなり、取り合えず着替え何の目的も無く町に繰り出す。