ホテルに戻ると、ニヤニヤ顔の皆に迎えられた。 何時もなら昼まで寝ている癖に。 「お母さん~今日は赤飯だ~」 それがアイツ等の第一声だった。 本当に朝食が赤飯だったのにかなり苦笑い。 「で、どうだった?」 「幸せだった。付き合った。」 その一言で歓声が上がり、お祭り騒ぎ。 理事長と担任は何故か泣いていた。 「リア充ばくはーつぅぅう!!!」 リオと翔がベランダに出て叫んでいた。 それはそれは、散々な1日だった。