「こいつが今日からこのクラスに入る……お前何て名前だ?」 ふぅ、よかった、哲が馬鹿じゃなくって。 そのまま、名前を言われてたら一瞬でバレちゃう。 でも……名前…何にしよう? その時、私の視界には、あれが写る。 「銀!」 思わず、声に出してしまった。 目の前の男の髪の毛の色を……。 「そうか…佐藤銀!…お前等こいつは佐藤銀だ!」 最悪だ…何てネーミングセンスが無いんだよ。 そして、私は今日から"涼宮凛"改め、"佐藤銀"になりました。