目を開くと 真っ白な世界が広がっていた。 ツンと鼻に来る薬品の匂い。 ガラガラッと掛け走る 沢山の音達。 すぐに、分かった。 此処が病院だという事は。 私の傍らには、流羽が居た。 どうやら疲れきって眠ってしまっている。