「相変わらず、手加減無いなあ…!」 「いってーよ!」 と言いながらもヘラヘラ笑っている。 蹴られて喜ぶ何て、とんだM男達だ。 「なあ、凜、お前二年間も一体何処に居たんだよ?」 「……」 いきなりその話題に触れるとは思わず私は、口を閉ざす。 今はまだ、言う時では無いんだ。