「俺、飯作るから動くなよ。」 動くなよって言われても。 台所は、私の寝ているベッドから大股三歩分くらいの場所。 「監視してるくせに。」 私は、口を尖らせて言った。 「当たり前だろ。」 と、平然と答え、台所に立った。