「そんなこと言われちゃったら、私、わたし・・・わたし! 悠貴くんのこと好きに・・・」 「えっ?」 その瞬間、悠貴の胸の中へと包み込まれていった。 「もう、何も言うな。俺たち、付き合おう」 「ぐしゅん。わ~~っん!ぐじゅん・・・。はい・・・・」 「これからもよろしくな。香織・・・。」 「今は俺のとこでいっぱい泣け!でも・・・・その前に」 そこには、光の逆光で二つの影は夕日の下で甘い口づけを交わしていた。