翌日。
久しぶりに太陽がすっかり昇りきってしまった時間に目が覚めた。
藤井さんと出かけていた時はなるべく早く起きるようにしていたから。
だから、こんな時間に起きたのは三日ぶりぐらい?
寝過ぎた所為で、まだ頭がぼーっとしている。
ベッドの上で大きく伸びをすると、俺は布団から出た。
リビングに入ると、夕食の準備をしている母親が目に入る。
俺に気付いた母親は「おはよう」なんて呑気に言っていた。
「今日は出かけないの?」
「今から出かける」
「あら、そう。じゃあ、夕飯いらないの?」
「うー…ん、多分食べてくる」
「わかった、あまり遅くならないようにするのよ?最近物騒だから」
「平気だって」
軽くあしらう俺に、母親は真面目に言ってるのよ!なんて俺に返す。
それをまた笑ってやり過ごすと、俺は準備をして母親に一声かけて玄関を出た。
久しぶりに太陽がすっかり昇りきってしまった時間に目が覚めた。
藤井さんと出かけていた時はなるべく早く起きるようにしていたから。
だから、こんな時間に起きたのは三日ぶりぐらい?
寝過ぎた所為で、まだ頭がぼーっとしている。
ベッドの上で大きく伸びをすると、俺は布団から出た。
リビングに入ると、夕食の準備をしている母親が目に入る。
俺に気付いた母親は「おはよう」なんて呑気に言っていた。
「今日は出かけないの?」
「今から出かける」
「あら、そう。じゃあ、夕飯いらないの?」
「うー…ん、多分食べてくる」
「わかった、あまり遅くならないようにするのよ?最近物騒だから」
「平気だって」
軽くあしらう俺に、母親は真面目に言ってるのよ!なんて俺に返す。
それをまた笑ってやり過ごすと、俺は準備をして母親に一声かけて玄関を出た。