和を怖いと思ったことを、心の中で謝罪してると和が少し怒気を含めた声で言う。
泉の家にお邪魔してから、彼此一時間が経過しようとしていた。
携帯も繋がるけど、出ない。
どこにいるの?
沈黙が訪れた時だった。
玄関の開く音がした。
すぐに母親が飛び出す音がする。
と、同時に廊下をドタドタと走る音。
バタンと扉が開いた先に泉がいた。
私服姿の泉は目に涙を溜めると、息を切らしながら叫ぶように言った。
「今すぐ帰って!
二人がっ、二人がいなきゃ!伊織とさよならすることもなかった!」
………え?
さよなら…………?
その言葉の意味が理解出来なくて泉を黙って見つめる。
「あの日、順二と帰らなければっ。
和が一緒にいればっ」
…………あの日?
告白、した日?
「伊織はいなくならなかったのにぃ………!」
そう、叫ぶと泉は顔を覆って崩れ落ちた。
泉の家にお邪魔してから、彼此一時間が経過しようとしていた。
携帯も繋がるけど、出ない。
どこにいるの?
沈黙が訪れた時だった。
玄関の開く音がした。
すぐに母親が飛び出す音がする。
と、同時に廊下をドタドタと走る音。
バタンと扉が開いた先に泉がいた。
私服姿の泉は目に涙を溜めると、息を切らしながら叫ぶように言った。
「今すぐ帰って!
二人がっ、二人がいなきゃ!伊織とさよならすることもなかった!」
………え?
さよなら…………?
その言葉の意味が理解出来なくて泉を黙って見つめる。
「あの日、順二と帰らなければっ。
和が一緒にいればっ」
…………あの日?
告白、した日?
「伊織はいなくならなかったのにぃ………!」
そう、叫ぶと泉は顔を覆って崩れ落ちた。



