母親がいなくなった後、また沈黙が訪れる。
俺は黙ったまま、部屋を見回した。
女の子の、部屋だな。
うちと大違い。
ピンクも多いし。
……彼氏の写真は、なさげだな。
つい、チェックしてる俺が虚しい。
体勢を崩して俺は溜め息をついた。
「…………どこ、行ったんだろうな」
俺の問いに和は少し黙ってから。
「………男のとこでしょ」
あっさりとそう言った。
………ぐさっと来たけど。
それ。
「……伊織か」
「は?名前まで知ってんの?」
「…昨日、泉が言ってた」
「何で?」
「告白したら、伊織が好きだから無理ですと」
「………それ、まじ惚れだね」
また、ぐさっと来た。
この子、遠慮を知らないのかね。
「………順二さ」
「……何さ」
もう、何でも聞いて。
やけくそだ。答えるよ?
「………泉のどこが好きなの?」
………………そう、来たか。
俺は黙ったまま、部屋を見回した。
女の子の、部屋だな。
うちと大違い。
ピンクも多いし。
……彼氏の写真は、なさげだな。
つい、チェックしてる俺が虚しい。
体勢を崩して俺は溜め息をついた。
「…………どこ、行ったんだろうな」
俺の問いに和は少し黙ってから。
「………男のとこでしょ」
あっさりとそう言った。
………ぐさっと来たけど。
それ。
「……伊織か」
「は?名前まで知ってんの?」
「…昨日、泉が言ってた」
「何で?」
「告白したら、伊織が好きだから無理ですと」
「………それ、まじ惚れだね」
また、ぐさっと来た。
この子、遠慮を知らないのかね。
「………順二さ」
「……何さ」
もう、何でも聞いて。
やけくそだ。答えるよ?
「………泉のどこが好きなの?」
………………そう、来たか。



