レンタル彼氏 Ⅰ【完結】

肩をがっしり掴まれて。

「決行、ちゃんとしましょうね?」

和が全く笑ってない顔で微笑んだ。


「……ハイ」

俺が言い出したとはいえ半ば、強制的になってしまった告白。
この時は取り止めることが出来ないってことに、焦りのようなモノを感じていたけど。


今となっては言ってよかったんだと、本当に思う。

だって、言わなかったら今もなお、ずっと泉だけしか見れていなかっただろうから。


和には、それがわかってたのかな。



例え、泉と話さなくなったとしても。

俺には泉を思い続けることの方が、何倍も何倍も苦しかったって。
和は気付いてたんだよね。


心の底から、和に感謝したい。
パフェどころの話じゃない。

泉の、親友だけある。
本当。



それから数日して、ついにその日が訪れた。