レンタル彼氏 Ⅰ【完結】

「ああ」


「………彼女の男版?」


「まあ、そんなとこだが形態を全く変えようと思ってな」


「形態?」


社長の話はこうだ。


レンタル彼女は、日ごとレンタル。
何日、いくら。

連続で二週間まで。


値段も様々で、ランクごと別れている。
指名をこなすと、翌月から給料があがる。

私はお陰様で毎日のように予約が入っている。

今日も入ってるから、社長はこんな朝早くに呼び出したんだろう。


することは本当様々。


彼女代わり。
喧嘩したり、仲良くしたり、キスしたり、セックスしたり。

まあ、彼氏に合わせて様々。


ほとんどが体目当てだけど。



それが彼氏は、月レンタルにしようとそもそもが違うらしい。
また、相手の好みに合わせて好みを変えると。

自分が、ない。

その値段も膨大だ。


月の値段を聞いて、私は目が飛び出そうなぐらい驚いた。


「に、二千万……」

社長は満足したように微笑むと、頷いた。


………そんな大金出す人いるの?

たかが、レンタル彼氏に。