目覚めた時。
見慣れた天井が目に入った。
「………ここ…」
「気付いた?」
すぐ側で声がして、俺はガバッと起き上がった。
「あら、まだ寝てなさい」
優しく笑う、その人は孤児院のお母さん的存在の鈴恵さんだ。
出てった時より、もっと顔に皺が増えたような気がする。
…そんな離れてたかな。
「お腹空いたでしょう?
ほら、今お粥持ってくるわ」
「あ」
いらない、そう言うより先に鈴恵さんが部屋から出て行ってしまった。
洋服を見たら、着替えさせられたのか、新しくなっている。
パタパタと、スリッパの音が聞こえた。
それからいい匂いを漂わせて鈴恵さんが入って来る。
「ほら、玉子粥」
よいしょ、と掛け声をかけながら椅子に座ると俺へとお粥を差し出してくれた。
「熱いから、ふーふーするのよ」
「…もう、そんな子供じゃないよ」
「ははは、そうね。
一丁前に髪の毛も染めちゃってるし」
くしゃくしゃと俺の髪の毛を触ってから、鈴恵さんはその手を降ろして。
優しく、微笑んだ。
見慣れた天井が目に入った。
「………ここ…」
「気付いた?」
すぐ側で声がして、俺はガバッと起き上がった。
「あら、まだ寝てなさい」
優しく笑う、その人は孤児院のお母さん的存在の鈴恵さんだ。
出てった時より、もっと顔に皺が増えたような気がする。
…そんな離れてたかな。
「お腹空いたでしょう?
ほら、今お粥持ってくるわ」
「あ」
いらない、そう言うより先に鈴恵さんが部屋から出て行ってしまった。
洋服を見たら、着替えさせられたのか、新しくなっている。
パタパタと、スリッパの音が聞こえた。
それからいい匂いを漂わせて鈴恵さんが入って来る。
「ほら、玉子粥」
よいしょ、と掛け声をかけながら椅子に座ると俺へとお粥を差し出してくれた。
「熱いから、ふーふーするのよ」
「…もう、そんな子供じゃないよ」
「ははは、そうね。
一丁前に髪の毛も染めちゃってるし」
くしゃくしゃと俺の髪の毛を触ってから、鈴恵さんはその手を降ろして。
優しく、微笑んだ。



