千尋くん、千尋くん









「あーるーみー」




「………」




「おーい」




「………」




「いっつまで落ち込んでんの!」





「だって……」





ヒメちゃんに耳を引っ張られて怒鳴られるけど、もう生き返る気がしない。




だって……。







「うぅー……だってアメ食いビリだったんだもんっ」




「あれは酷かったね……」