静かに扉が開いた。

「ひなた」



・・・・

「ひなた?」

薫先輩もいる。


カツラが取れた今、

私は女の子。

先輩に会わす顔がない。



「寮長・・・ひなたに何した?」

薫先輩の表情が変わった。

私の口から、

血が出てたから。


「ちょっと、お仕置きしただけですよ」

次の瞬間・・・