「新撰組、一番隊隊士」


「つまりは何をする役割なわけ」


「…浪人を、切る」


「ふーん」




目を細めてしげしげと緋次を眺める。


それは無知を装って坊やのように質問を続ける馬鹿のような。







「ならば、隊士は哲学を考えるのか」