でも紫苑君は今までで一番色のある瞳をしていた。


嘘をついているようには思えない。



「私も...。誤解なの。真紀は従兄弟だよ。」

「い...とこ?」



目が点の紫苑君。



そのあと異常に紫苑君の顔が赤くなった。


「かっこわる...。俺...。」

「そんなことない!紫苑君はかっこいいよ。」



私はもういってしまった。


そして...。


「大好きでした。前から。」


告白を...。


「栞...。」



今までとは違った笑顔。


そんな紫苑君をまたさらに好きになった私でした。



姫と王子の戦いは姫の勝利に終わったようです♪


☆END☆