周りの通学している人が痛い目で私を見る。



「栞!?何、今の!」



その中に菜々もいたらしい。


「菜々!!」



私は全部話した。


「栞、よかったね。しゃべれただけ成長だよ。」


「菜々っ...。でも嫌われちゃった。」



怒ってたもん...。


「そのままでいいの?誤解は解かないの?」


「解きたいけど...。」



菜々は少しきつめの表情で言った。


「だったら、あんたが言えるときでいいから謝りなさい。」


「うん...。」


私がそういうとにこっと笑った。



頑張ろう...!



当たって砕けろ、私。