やっぱり、焔の約束断ったほうが良かったような気がする。 そもそも自分で行けばよかったんだよ。 なんで俺に頼んだんだ? 俺も最初のうちに断っとけば良かったんだよな。 自業自得。 しょうがないな。 「あれ?栞?...嘘!俺のこと覚えてるか?」 俺と栞の前に立った男。 見たことがない...。 「真紀!...久しぶりっ。」 栞もその男に笑顔を見せている。 だれだよ、そいつ...。