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それからほどなくして、




私は新撰組の一部にだけ知られる存在となっていた




局長である近藤と話したときなんて…




「よくぞ、遠いところから参ってくれた!慣れないこともたくさんあるだろうが、頑張ってくれ!…一応、野郎共しかいないが、万が一のときには…」



と手厚く歓迎してくれた



というか、飲み込みが早かったのかな?




他にも色々な方ともお会いした





元気で明るい 藤堂 平助や賢そうな 永倉新八、男のフェロモンたっぷりな 原田 左之助…




総長の 山南 敬助にも会った



やはり皆、初めの反応は同じで…




でも時間が経つにつれ、馴染んでくれたようだった


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私は本来の目的を忘れかけていた




それに気づくのは もう少し後のこと……