目を覚ますと見慣れない天井とふわふわの布団の中にいた いい匂いがする 朔夜さんの匂い オレ今までなのをやっていたんだろうか… どうしてここにいるのか曖昧にしか思い出せない 「あっ。璃莵おはよう」 朔夜さんがリビングの方から顔を覗かせた 「おはよう朔夜さん。オレどうしてここにいるの?」 朔夜さんはこっちに向かいながら 「璃莵熱があったんだよ。まだ身体が重いんじゃない?」 熱か… そういえば身体が重いかもしれない