「ふふっ」 耳まで真っ赤な先生が可愛くて笑ってしまった。 「何笑ってんだよ」 そう言って私の左右の頬を引っ張った。 「いひゃい!!いひゃい!!」 「もう泣くなよ?」 「え……??」 「俺だったら…泣かせねぇのに」 「先生っ「じゃーな、早く帰れよ」 私の言葉を遮り、先生は保健室を出ていってしまった。