「誕生日おめでとう」で、ちゅーとか…柄じゃねぇ。


俺はした後に、自分がしたことの重大さを理解して、
顔が赤くなるのが自分でも分かった。


「…せんせ?」

「ばか…こっち見るんじゃねぇよ」


そして
俺は再び彼女を抱きしめた。

自分の赤い顔を見られないように。