その一方で先生は嬉しそうに私を抱きしめる。


…あれ?
私何か忘れてない??

ああぁー!!!!


「先生っ
校長室で言ってたのは嘘だったわけ??」

「…まぁな
でもガキに興味ないのは本当だけど」

「…ぇ」


あからさまにシュンと落ち込む私を見て先生は笑い出した。


「だって、お前ガキじゃねぇじゃん」

「へ?」



「18歳の誕生日おめでとう」



そして私は先生からとびきり甘いキスをもらった。