「………んっ…」


目覚めたら、もう夕方になっていた。

授業全部サボっちゃった…。

ぼーっと起き上がると左手に何か髪の毛のようなものを感じた。


「…え??」


「すーすー…」


そこには気持ち良さそうに椅子に座った状態でベッドに俯せて寝ている山内先生の姿があった。


「…えっと……先生?
山内先生??」