少し歩き、たどり着いたのは何本もの桜が咲き誇る小さな公園だった。 公園の端に設置してあるベンチに目をやると そこには1人の女の人がいた。 一目見た途端、 天使みたいだと思ってしまった。 透き通るような白い肌にほんのり赤い頬、 大きな瞳。 そして桜色の唇。 -―――――桜が咲き誇る公園で君に出逢い、 一瞬で恋に落ちた。