「お母さんが私に言ったんだ。
『もうお母さん限界』
その一言で私の何かが音を立てて崩れていった。
一晩中寝ないで泣いていた。
次の日お母さんは言ったんだ。
『お父さんから逃げよう?!』
その日私達は最低限の荷物を持って家を出た。
3つ隣の県にきた。
私は中2の時転校してきたんだ。
いつの間にか14才になっていた。
私はまた体操を習った。
毎日練習に明け暮れる
この時は
幸せだった。
私の練習が休みの日お母さんが男の人を家に連れてきた。
『お母さんの彼氏なんだ』
嬉しそうに言うお母さんを見てとてつもなく嬉しくなった。
男の人は 高橋 って言う人。
高橋さんは同棲しはじめた。
その時から私には今までと比べようがないくらい
辛い毎日が待ってたんだ…」
