私はお通夜へ行った。
その日は練習も中止になった。
皆。みーんな泣いていた。
けど私は泣かなかった。
頭がおかしくなりそうで
涙なんか出なかった。それに
私は拓海が居ない事実を
『泣く』なんて事で片付けたくなかった。
だから。泣かなかった。泣けなかった。泣きたくなかった。
それから私は決めたんだ。
拓海の分まで頑張るんだ。
最初で最後の私と拓海の2ショット写真はいつも財布のなかにあるんだ。
2人の思いでの緑のヘアゴムはいつでも私の腕にあるよ。
そして
毎日欠かさず時間が許す限り練習した。
それから毎日一番星に『好きだよ。』って伝えたんだよ。
3ヶ月もの時があっという間に過ぎた…
大会が近ずいた日にね、」
