「たった1人を覗いてはいなかった。あ、でも今日で2人になった。…突き放すなら…今。今思い切り突き放して…。」 私は帰ってくる返事が怖くて怖くて思い切り目を瞑った。 けど。返ってきたのは。 「それ。誰にやられたの?」 少なくとも突き放すような… 軽蔑するような罵声ではなかったことに驚く。 黙っている私に彼は続ける。 「それにまだ話してない事たくさんあるんじゃない?俺と、もう1人って誰?全て…話して欲しい。」